それでは 次に、この「ポダイアトリック」が柔整師にとって本当に必要なのか?ということに関してです。前述したように これは最終的にそのヒトが必要もしくは不要かを決めるしかありません。大学等の履修科目でいうなら 必修科目ではなく自由選択科目です。このポダイアトリックの知識・技能がなくとも柔整師資格に欠落は生じません。しかし・・・、昨今の柔整師過当状況において、『柔整師としての必修科目ダケで』並み居る地域の同業ライバルに負けず劣らず存続が可能だと思われますか?
本当に存続に不安はありませんか??

現在進行形である  JBSV  の養成講座ででも、我々はスポーツの現場でケアをするにはまず 柔整師としての必修科目のみダケでは持てる力量を充分に発揮は不可能で、運動学 生理学 機能学 救急救命といった専門学を習得してはじめて現場でのトリートメントケアが可能であることを実感しました。
このPFCも スポーツと非常に密接なる関連性があります。スポーツでも選手のパフォーマンスが高ければ高いほど、また診療の現場でも患者さんの治療の要望が高ければ高いほど、それらに対処する柔整師としてのスキルは高くないとそのニーズには応じ切れません。何度も言いますが 足底板=インソールを取り入れる入れないは別として、足関節の機能的構造をバイオニクスという学問として徹底的に学んでいく このポダイアトリックを履修するなら、終了時には自然に足の諸症状や疾患についての見解とその対処の方策について、柔整師としてのスキルは格段に向上していることは請け合いです。
今現実に西欧で行なわれている「ポダイアトリック」を日本に定着させるべく とり行なうとするなら・・・、それを具体的に取り扱う職種というものを冷静にそして中立的に考えましても 柔整師が行なうことが自然であり親和性が高いと思います。それは何よりもレヴェルの高い理論であると同時に、『手作業・手技としての部分が絶対に否定できないから』でもあります。

今回 JBで行ないます 技能特別養成講座は、ただの説明会や講演会ではなく、具体的な「技能者」を生み出すための特別講座です。 1人でも多くの参加者を募りたいところなのですが・・・・、
残念ですが この講座には受講者数に限りがあります。
しっかりした技能講習をするには1講座 わずか15名が限度だそうです・・・。
それでも当日の講師側にねばって その講座自体を4回開催してもらうこととし、都合 計60名の受講者総数となりました。
物事の考え方1つですが、「なんだ60名も大丈夫なのか」と思われるかもしれませんが・・・、これは、《東京都内 2〜3の区にいるJB会員が全員これに応募するならばモウそれですでにアブレる人が出てしまう》という僅かな数字でもあります。
例によって JB会員限定というわけではなく、公益的目的の証明として JB以外の会の柔整師の方にもその門戸を開いております。が、申し訳ありませんが、今回の特別要請講座につきましては JBの会員を優先とさせていただきますことを お許しください。 受け付けはあくまで公平 「先着順」です。
せかせるようで申し訳ありませんが、受講してみたいと考える方! 本当に急いで応募をしてください!!

Next>>