柔道整復師をトータルに支援(接骨院・整骨院の開業・経営、各種研修等)
本年度より、従来の地区研修会に代わるカタチとして、平成30年7月29日(日)当施術講習会をスタートさせました。これまでの地区研修会ではその地区の参加率は30%を下回り、地域参加型の研修会には程遠い感がございました。その中に於いて、もっと外傷についてベテランの先生に整復法・鑑別法を学びたい。もっと臨床に則した治療を学びたい。固定法に自信がない。先輩の失敗談を学びたい…等のご意見も寄せられました。その様なご意見を取り入れ、本年度は新しい試みとして施術講習会を企画いたしました。この施術講習会はその地域の会員が主体となり、自らが講師となり会員、柔道整復師の先生が共に自己研鑚を積む事が一番の目的であります。
この施術講習会を我会の学術・研修の柱と位置付けて、臨床施術指導者制度を設け、当会会員のみならず、外部から施術指導者を招聘し実りある施術講習会を継続してまいりたいと存じます。
演題①【超音波観察装置】 講師: JB接骨院院長 長田達矢、副院長 臼田和幸
演題②【整復・鑑別法】 講師:JB日本接骨師会会員 五十嵐 仁
演題③【固定法】 講師:JB日本接骨師会会員 望月 真
●固定をせず、柔道整復治療を行っている柔道整復師がいる事に驚いた。どのような治療を行っているのか。
●柔道整復治療は固定が基本であると思うが。
●柔道整復本来の姿が継承されていたような気がしました。
●サラシを膝の固定に使用するなど考えもつかなかった。
●簡易的なバンド、サポーター固定ばかりでしたが修業時代に立ち返る良い機会になりました。
●人(先輩)の治療を見て勉強する、技を盗むという意欲に欠けているのではないか。他人の治療を見て自分の治療を顧みることの大切さが分かっていないのではないか。
●下手に自分の型に嵌らない方がよいと感じた。
●超音波観察装置によってある程度、客観的に症状を見る事ができると思う。導入を考えたい。
●厚紙は学生時代以来でしたが実用性が高く、固定に向いていると再認識できた。
●足底のテーピング法は勉強になりました。